2018年03月01日
お見舞いやお祝いの際は大安や仏滅などの六曜を意識する人は多いですが、葬儀の場合はどうなるのかも気になるところです。仏滅のときに行うのは縁起が良くないのではと感じる人もあるのではないでしょうか。婚礼などあらかじめ日程を決めることができる儀式やイベントは六曜を意識して大安を選ぶなどということも多いですが、葬儀は緊急なことですので、亡くなった翌日にお通夜、その次の日に葬儀ということが一般的です。
そして、特に曜日も意識せずに進めていくことが多くなっています。実は六曜は仏事とは関係がありませんので、特別に日取りを意識しなくても良いと言えます。とはいえ、友引の際は友を冥土に引き連れるということを連想させることもありますし、火葬場が休みであることも多いことから、この日を避けることも少なくありません。
仏滅はすべてのことがうまく行かない日、何事も控えておいたほうが良い日として知られていますが、仏事に影響はないと言われています。そしてすべてがゼロになるという意味もありますので、新しいことを始めるには良い日とも言われています。
さらに、大安は結婚式など門出にふさわしい日とされていますが、仏事を行ってはいけないということはありませんので、こちらも特に意識する必要はないと言えるでしょう。この他では赤口も凶日として知られていますが、正午のみは吉とされています。
とはいえ、仏事には関係がなく特に時間を気にすることなくお葬式を行うことができます。